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糖尿病の合併症と他の病気

糖尿病の3大合併症

糖尿病の合併症は糖尿病性神経障害と糖尿病性網膜症と糖尿病性腎症の三つが代表的なもので、この三つを「三大合併症」と呼びます。 こうした合併症は、糖尿病になるとすぐに起こるわけではありません。糖尿病になって、高血糖を放置していると、数年という年月をかけ徐々に起こってくるのが一般的です。神経障害が先にきて、次に網膜症、もっと障害が進むと腎症が起こってくると考えられます。

糖尿病の合併症

糖尿病性神経障害

合併症のうち最初に現れるのが神経障害です。神経障害は3〜5年で全身のどの神経にでも発生する可能性がありますが、比較的早いうちから起こってくるのが足の末梢神経です。末梢神経はさらに「感覚神経」「運動神経」「自律神経」に分けられ、障害される神経によって症状が異なります。「感覚神経」が障害されると、足先がシビレたり、痛んだりします。足の裏に紙一枚が張り付いているような違和感がすることもあります。ひどくなると、足先に「ケガ」や「ヤケド」をしても、そのことに気付かず、エソを起こし、場合によっては、足の一部を切断しなければならないこともあります。「運動神経」が障害された場合は、筋肉の萎縮が起きたりします。 また、「自律神経」が障害されると「立ちくらみ」「発汗障害」「胃もたれ」「便秘・下痢」「勃起不全」などの症状が現れます。

糖尿病性神経障害   

実際の症状としては下記のようなものがあります。

・手足のしびれ
・筋肉がつる(こわばる)
・筋力減退(腰痛・肩こり等)
・汗の異常
・立ちくらみ
・インポテンス
・排便・排尿の異常

神経障害の早期発見に有効な検査には「アキレス腱反射検査」があります。これはハンマー状の器具(打腱機)で、アキレス腱を軽くたたいて、その反射を調べるもので、足が跳ね上がらない場合は、神経障害が疑われます。外来で簡単に受けられる検査です。

糖尿病性網膜症

眼球の内側を覆っている網膜の毛細血管が高血糖で障害されると、毛細血管が破れて眼底に小さな出血が起こります。また、毛細血管から血液の成分がしみ出たり(白斑)、血管の一部が膨らんで、こぶができたりします。この段階では自覚症状はほとんどありませんが、進行すると、網膜の血液の流れが滞り、酸素が十分に供給されなくなります。酸素不足を解消するために、網膜には新たな血管(新生血管)がつくられますが、この血管は非常にもろく、血圧が上がったり、軽い衝撃を受けただけでも、破れて出血を起こしやすくなります。この段階になって初めて、自覚症状が現れてきます。糸くずのようものがちらついたり(飛蚊症)、ものがぼんやり見えるといった症状が出てきます。さらにひどくなると、出血が起こった後に、網膜が眼底から剥がれる「網膜剥離」になることがあります。突然視野の一部が暗くなったり、視力障害が起こってきます。特に黄斑部(視細胞が集まっている部分)に網膜剥離が起きると、失明することもあります。

糖尿病性網膜症   

実際の症状としては下記のようなものがあります。

・以前より明るさに弱く(まぶしく感じられる)なる
・視界が歪んで見えたことがある
・視野がピンク色に感じたことがある
・視野の一部に欠落が見られたことがある

網膜症の初期には、自覚症状がほとんどありません。網膜の異常を早期に発見するには、定期的に眼科で検査を受けて、詳しく調べてもらうことが大切です。

糖尿病性腎症

腎臓は、血液をろ過して、老廃物や余分な水分を尿として排泄する重要な働きをしています。その役割を担っているのが腎臓の「糸球体」です。高血糖の状態が長く続くと、糸球体にも大量の糖が流れ込んで、異常が起こり、毛細血管の血流が悪くなります。また、毛細血管の壁も厚くなって、フィルターの目が粗くなったような状態になります。すると血液をろ過する機能が低下し、尿中にタンパクが出るようになります。これが糖尿病性腎症です。この状態を放置していると腎臓の働きが著しく低下して、腎不全となり、透析療法が必要になることもあります。

腎臓の仕組み   

実際の症状としては下記のようなものがあります。

・ゆっくりと悪化し、ほとんど自覚症状が無い。
・夜間多尿症(夜間、尿濃縮ができないため)。
・尿毒から疲労感が増し、注意力が衰える。
・むくみが起きる。
・尿が細くなる。(高血圧を併発)

糖尿病性腎症の経過

糖尿病性腎症は、自覚症状がなかなか現れませんので、腎障害を早期に発見するためには、検査が必要です。腎症を調べる検査の代表的なものに「尿アルブミン検査」があります。これは、通常の尿検査では検出されない「アルブミン」という微量のタンパク質を調べるものです。アルブミンは腎障害の初期から尿に混ざって排出され、1日に30㎎以上検出される場合に、腎症が疑われます。この検査は3ヶ月に1回の頻度で行われます。

糖尿病と緑内障

糖尿病患者特有の緑内障があり、血管新生緑内障と呼ばれています。血管新生緑内障は、糖尿病性網膜症が起こり、血管が詰まっているところや破れたところに新しく血管が作られます。この血管が眼圧を調整する部位に出来た場合、眼圧の調節がうまくできなくなってしまい、眼圧が高くなってしまいます。視神経が圧迫されて視力が低下すると、失明の原因になりますので、早期治療が必要です。

糖尿病と痛風

血糖値が高い状態が続くのを糖尿病といい、尿酸値が高い状態を「高尿酸血症」といいます。高尿酸血症は自覚症状は全くありませんが、治療せずにいると、痛風発作が起きたり、さまざまな合併症が発症・進行します。高尿酸血症は糖尿病と同じく、放置していた場合の合併症が怖い病気だということです。主な合併症には、腎臓障害、尿路結石、動脈硬化などがあります。

高尿酸血症は、遺伝的に尿酸値が高くなりやすい体質があり、それにさまざまな生活習慣が加わることで発病します。尿酸値が上がりやすい生活習慣は、過食やお酒の飲みすぎ、運動不足、それによる肥満、ストレスなどがあたります。糖尿病を引き起こす原因にもなる生活習慣です。尿酸値が高いと指摘されたら、糖尿病ではなく糖尿病予備群だとしても、尿酸値や血糖値の積極的な管理が重要です。

糖尿病とアルツハイマー病

生活習慣病が脳血管障害性認知症だけではなくアルツハイマー病の発症に関係しており、特に糖尿病がアルツハイマー病の発症のリスクが高いことが判明してきています。糖尿病の方は定期的に認知機能のテストを受けチェックをしましょう。

糖尿病と感染症

人間の体は、白血球が細菌を殺して感染を防いでくれています。ところが血糖が高い状態にあると、白血球の働きを弱めてしまい、その殺菌力を弱くします。そのため、感染症になりやすくなってしまいます。 かぜ、肺炎、気管支炎、結核、白癬症、カンジダ症、膀胱炎、腎盂炎、歯周病、虫歯などがよくある感染症です。 糖尿病の人が感染症にならないようにするためには、血糖コントロールを行っていくことが大切です。体の免疫システムがちゃんと働くようにし、抵抗力を高めていきましょう。

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